HDR-PJ800, HDR-PJ810, HDR-PJ810E, HDR-PJ820, HDR-PJ820E (serv.man2) - Sony Movie Service Manual (repair manual). Page 15

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HDR-PJ800/PJ810/PJ810E/PJ820/PJ820E_L2
– JAPANESE –
1-1.  修理時の電源供給について
本機では,安定化電源(8.4Vdc)からバッテリ端子に電源を供給した場合,約10秒後にシャットオフし,動作しなくなります。
これを避けるため,下記の方法を用いてください。
方法:
ACアダプタを使用する。
1-2.  VC-1022基板交換時の注意
基板交換時は,下記の点に注意してください。
仕向けデータ
補修用基板と交換する時,補修用基板に書かれている仕向けデータは元の設定と違っている場合があります。
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「DESTINATION DATA WRITE」を実行させてください。
補修用基板交換後,電源を入れると内蔵記録メディアエラーが表示される場合がありますが,「DESTINATION  DATA  WRITE」を実行
させると消えます。「DESTINATION DATA WRITE」実行しても消えない場合は,内蔵記録メディアをフォーマットしてください。
USBシリアルセーブ
補修用基板と交換する時,交換前の基板よりUSBシリアルNo.を取得してください。
データの取得はAdjust StationからAdjust Manualを起動させて「USB SERIAL SAVE」を実行させてください。
USBシリアルNo.およびプロダクトIDについて
本機はセット固有のID(USBシリアルNo.)と機種固有のID(プロダクトID)を書き込んだ後に出荷されています。
新品の補修用基板にはこれらのIDが書き込まれていないため,基板交換後にIDを入力する必要があります。
補修用基板に交換した後はAdjust StationからAdjust Manualを起動し,「PRODUCT ID & USB SERIAL No. INPUT」を実行させてIDを入
力してください。
Note:  新しくプロダクトIDを入力すると,必ずしも基板交換前のIDと同じIDになるとは限りません。新しいIDと元のIDが違う場合にはお客様がユーザー登録さ
れているIDと相違が出てしまう可能性があります。
プロジェクター用のデータ
補修用基板と交換する時,交換前の基板より下記のデータを取得してください。
・  Fixed value(プロジェクターの照射性能を示す値)。
・  Serial number(プロジェクターユニットの製造シリアル番号)。
データの取得はAdjust StationからAdjustManualを起動させて,[DATA]タブにある[Projector Data Reference]を参照してください。
MACアドレスの更新
VC基板を交換した場合,CPUの固有番号(MACアドレス)を取り込み直す必要があります。
補修用基板に交換後は下記の作業を実施して,CPUの固有番号(MACアドレス)を取り込み直してください。
Note:  この操作は全ての作業を実施した後に行ってください。
1.  最新版のAdjust manualをダウンロードする。
2.  ダウンロードしたAdjust manualをインストールする。
3.  ADJUSTタブにある「Wireless LAN check」を実行する。
これを実行せずに交換前のバックアップデータを書き戻すと,Wi-Fiモジュール内のMACアドレスとフラッシュメモリー内の
MACアドレスが不一致となり,Wi-Fi転送時にエラーとなります。
Note:  Adjust manual内のDATAタブにある,
「ADJUSTMENT DATA BACKUP」の機能「LOAD AND WRITE」は,セットの全てのデータを上書きします。その
ため,上記の操作で更新したMACアドレスも上書きされてしまいます。
交換修理後はMACアドレスが変更されていますので,お客様に接続機器の再設定をしていただく必要があります。
そのためFlyer of WLAN Reset (Flyer of WLAN Reset_9834752[][].pdf) をダウンロードしてプリント出力し,セットに添付して返却
してください。
内蔵メモリー搭載機について
補修用基板に交換後は,最初に下記の手順を実行してください。
1.  Adjust ManualのADJUSTタブにある,「DESTINATION DATA WRITE」を実行する。
2.  下記のスクリプトファイルを実行する。(Fig. 1のフローチャートを参照してください)
 
・  14DdmMmcReadTestMINI_v6.vbe
 
・  14DdmMmcMakePartition_v6.vbe
このスクリプトファイルを実行しなかった場合,以下のような症状が発生する可能性があります。
必ず上記のスクリプトを実行してください。
・  内蔵メモリーがメディアとして認識できない
・  内蔵メモリー内に保存されている,管理ファイルの修復ができない
・  内蔵メモリーのフォーマットができない
START
END
セットが自動的に再起動される
USB
接続を解除し, 電源を切る
“USB接続”を選択し, 
USB
接続を行う
14DdmMmcReadTestMINI_v6.vbe
を実行
(数秒後)
“SetOverallReadMINI OK”表示
(約10秒後)
セットが自動的に再起動される
14DdmMMCMakePartition_v6.vbe
を実行
(数秒後)
“MakePartition OK”表示
電源を入れたまま, 
AC
アダプタを抜き挿しする
処理は自動で実行される
(Blue画面)
セットをPCにUSB接続し, 電源を入れる
* PCはSeusEX がインストール済で, 
SeusEX
への接続が可能であること
Fig.1
1-3.  Wi-Fi機能の確認
Wi-Fi 機能を確認するときは以下の手順で行ってください。
用意する機器: Wi-Fi接続の可能なWindowsパソコン
1.  本機の電源を入れる。
2.  セット本体を下記のように操作する。
 
[MENU]→[カメラ・マイク]→[
 撮影補助]→[スマートフォン操作]
3.  Wi-Fi準備が完了すると以下の画面に切り替わり,Wi-Fi接続のためのパスワードが表示される。
SSID DIRECT-XXXX:HDR-XXXX
パスワード XXXXXXXX
機器名称 HDR-XXXX
スマートフォン操作
スマートフォンを操作して
本機にWi-Fi接続してください
Wi-Fi
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