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4-14
SAL1650 (DT 16-50 / F2.8) (DT 16-50mm F2.8 SSM)
4-8-2. 半完成調整/検査項目
半完成調整/検査項目は以下の手順で行ってください。
1.
調整/検査方法
1) [Start [Ent] ]
をクリックする。
2)
以下,画面の指示通りに操作する。
2.
調整/検査項目
1)
フォーカスパターン(
Motor
)検査
2) MR
調整・検査
3)
駆動周波数
&
ゲイン調整
4)
フォーカス負荷検査(
FB
あり)
5)
フォーカス駆動検査
Fig.
4-8-2
6)
音鳴き検査
7)
フォーカス調整端探査
注意
1:
この
2
点は
[Start [Ent] ]
で調整/検査した場合,自動では調整が行なわれません。
4-8-3. フォーカスブラシ位置の確認/調整
使用機器(専用機器のみ記載)
ボンド
ボンド
(B-10)
1.
準備
1)
被検レンズを分解
,
または組み立てて
Fig. 4-8-3
の状態にする。
ズームリングAssy
ズームコマカバー
ズームラバー
Fig.
4-8-3
2)
フォーカスを∞(無限)端に設定する。
2.
確認方法
1)
[
フォーカス調整端探査
]
を実施する。
2)
検査結果が正常でない場合は,以下の
3.
調整方法 を行う。
3.
調整方法
1)
フォーカスブラシを固定しているねじ
2
本を緩める。
2)
図に示すようにフォーカスブラシの位置を調整し,ねじで固定する。
注意
:
フレキ基板のパターン切り欠き
A
とフォーカスブラシの接触部
B
を合わせるように調整してください。
3)
図に示すように,上から
2
番目のパターンと
3
番目のパターンの導通をテスターで確認する。
・
A
のパターンの切り欠きにブラシがあれば導通なし(調整
: OK
)
・
A
のパターンの切り欠きにブラシがなければ導通あり(調整
: NG
)
フォーカスブラシ
A
導通を確認
ボンド(B10)を塗布
Fig.
4-8-4
4)
フォーカスを∞(無限)端から近端,近端から∞(無限)端に再度回転し,フォーカスブラシ位置を確認する。
5)
調整終了後,ねじの頭部にボンド
(B-10)
に塗布する。
4-8-4. MR 検査
使用機器(専用機器のみ記載)
ボンド
ボンド
(B-10)
1.
準備
1)
「
4-7-2.
完成検査治具Ⅱ
/
半完治具の接続およびレンズ調整プログラム(
ActuatorCheckerSSM
)の起動」にある,
Fig. 4-7-2
の状態にす
る。
2.
検査方法
1) MR
調整・検査
をクリックする。
2) MR
調整・検査に進むので,超音波モータ(ステータ)のフレキに書かれた数値(上
3
桁)を入力する。
例:
フレキに記載された値が「
158
」である場合
SSM
周波数
158
Fig.
4-8-5
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