HDR-TD10, HDR-TD10E (serv.man2) - Sony Movie Service Manual (repair manual). Page 11

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HDR-TD10/TD10E_L2
1-7
– JAPANESE –
自己診断コード
症状/状態
対応/方法


ブロック
機能
詳細
コード
E
6
1
1
0
ズーム動作の異常(ズームレン
ズの初期化ができない)
ズームレバーを操作したときにズーム動作をすれば,レンズデバイ
スのズームリセット信号(LD-281基板CN5001 
wd
ピンまたはCN5005 
wd
ピン)を点検する。
ズーム動作をしなければズームモータ駆動回路(VC-625基板IC1601)
を点検する。
E
6
1
1
1
フォーカス,ズーム異常
自己診断コードC:32:60とE:61:10の両方を点検する。
E
6
1
3
0
ステッパIRISイニシャル時リセット
位置検出異常
電源を入れてレンズバリアが開いている状態で、バッテリまたは電源ケーブル
をはずして付け直す。
その際、レンズ内のアイリス羽根が動作していることを確認する。
アイリス羽根が動作してない場合は、レンズドライブブロックのアイリスモー
タドライブ(LD-281基板 CN5001 rf,t;ピンまたはCN5005 rf,t;ピン)を点
検する。
アイリス羽根が動作する場合は、アイリス羽根が完全に閉じきることを確認し、
以下の内容を確認する。
・  アイリス羽根を正常に閉じることができない場合レンズデバイスを交換す
る。
・  アイリス羽根は正常に閉じているが、E:61:30が出る場合レンズデバイスと
の通信ができているかを確認する。
・  正常に画面が出ていない場合レンズデバイス(CM-114基板)とVC-625基板の
CN1010  または  CN1011がFP-1386フレキシブル基板で接続されているか
を確認する。
・  正常に画面が出ている場合レンズデバイスを交換する
E
6
2
0
0
手振れ補正が効きにくい(PITCH角速
度センサ出力張り付き)
PITCH角速度センサ(VC-625基板SE7501)周辺回路を点検する。
E
6
2
0
1
手振れ補正が効きにくい(YAW角速
度センサ出力張り付き)
YAW角速度センサ(VC-625基板SE7501)周辺回路を点検する。
E
6
2
0
2
手振れ補正用ICの異常
「1-5-1. E:62:02(手振れ補正用ICの異常)が出た場合」を参照。
E
6
2
0
3
手 振 れ 補 正 用ICと マ イ ク ロ コ ン ト
ローラーとの通信異常
手振れ補正回路(LD-281基板IC5501)を点検。
E
6
2
0
4
Active手振れ補正時の画ゆれが補正
できない
(角速度センサ出力張り付き)
画ゆれ検出角速度センサ(LD-281基板SE7701) 周辺回路を点検する。
E
6
2
1
0
シフトレンズ初期化異常
レンズデバイスを交換する。(注意3)エラーが再度発生する場合は, LD-281基
板を交換する。
E
6
2
1
1
シフトレンズオーバーヒート
(PITCH)
「1-5-2. E:62:11(シフトレンズオーバーヒート(PITCH))が出た場合」を参照。
E
6
2
1
2
シフトレンズオーバーヒート
(YAW)
「1-5-3. E:62:12(シフトレンズオーバーヒート(YAW))が出た場合」を参照。
E
6
2
2
0
サーミスタの異常
「1-5-4. E:62:20(サーミスタの異常)が出た場合」を参照。
E
9
1
0
1
フラッシュの充電異常
フラッシュユニット(FL40000)の点検または交換をする。
E
9
1
0
2
フラッシュユニットの異常
フラッシュユニット(FL40000)の点検または交換をする。
E
9
1
0
3
フラッシュユニットの温度検出異常
フラッシュユニット(FL40000)の点検または交換をする。
E
9
2
0
1
(バッテリーの) 電流値が最大放電電
流を超えた
バッテリ残量に依存する場合があるので,バッテリ残量を確認する。次にバッ
テリを交換して症状が出るか確認する。バッテリを交換しても症状が出る場合
は,エラー発生後に電源が切れてしまうため,分解して確認する。MM-100基
板のCN4002とVC-625基板のCN1009を接続する。DCジャック(MM-100基板 
CN4001)を接続した状態(最小限の接続) でDC / DCコンバータ(MM-100基板 
IC4301) の各チャンネル出力を確認する。
E
9
4
0
0
フラッシュメモリの書込み/消去動作
不良
フラッシュメモリ(MM-100基板IC8101,IC8202)を点検する。
E
9
4
0
1
フラッシュメモリ内部異常
フラッシュメモリ(MM-100基板IC8101,IC8202)を点検する。
E
9
4
0
2
BGMデータ異常
CPU(VC-625基板IC1601)を点検する。
E
9
5
0
0
GPSハード異常
電源を入れ直す。
E
9
6
0
0
地図領域マウント異常
電源を入れ直す。
E
9
7
0
0
プロジェクタハード異常
電源を入れ直す。
注意3:レンズデバイスを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
調整後は手振れ補正ONの状態にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認する。
*
*
*
1-4.  シフトレンズエラーの対処方法
LD-281 BOARD (SIDE A)
LD-281 BOARD (SIDE B)
IC5501
C5527
C5528
C5525
C5526
C5529
C5530
C5531
C5532
R5506
図1. LD-281基板測定箇所
約 330 msec
注:Lowの区間の長さは場合によって多少異なる
図2. LD-281基板R5506の出力電圧の変化
1-4-1. E:62:02(手振れ補正用ICの異常)が出た場合
順序
作業内容
1
電源を切る。
2
LD-281基板IC5501の周辺にあるR5506の出力電圧をオシロスコープで測定しながら電源を入れる。電源投入直後の出力
電圧が図2の様に変化することを確認する。
3
出力電圧が図2の様に変化するときはレンズデバイスを交換する(注意)。図2の様に変化しないときはカメラコントロール
回路(VC-625基板IC1601)周辺を点検する。
注意:  レンズデバイスを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
調整後は にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認する。
Ver. 1.1 2011.04
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