HDR-CX130, HDR-CX130E, HDR-CX160, HDR-CX160E, HDR-CX180, HDR-CX180E (serv.man2) - Sony Movie Service Manual (repair manual). Page 8

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HDR-CX130/CX130E/CX160/CX160E/CX180/CX180E_L2
1-4
1-4.  自己診断機能
1-4-1. 自己診断機能について
本機の動作に不具合が生じたとき,自己診断機能が働き,LCD
画面に,どう処置したらよいか判断できる表示を行います。「自
己診断表示」と「サービスモード表示」の2つの表示があります。
自己診断機能については取扱説明書にも掲載されています。
1-4-2. 自己診断表示
本機の動作に不具合が生じたとき,LCD画面のカウンタ表示部
分がアルファベットと数字の4桁表示になり,3.2Hzで点滅しま
す。この5文字の表示によって対応者分類および不具合の生じ
たブロックの分類,不具合の詳細コードを示します。
0 0
C
2
3
対応者分類 
「1-4-3. 自己診断コード表」を参照 
対応方法の違いにより分類 
例 
 
 
 メモリーカードをフォーマットする 
3
1
32 ・・ ・電源を入れ直す 
ブロック分類 
詳細コード 
3.2 Hz点滅 
C  :お客さま自身で対応 
E  :サービスエンジニア 
 
で対応 
LCD画面 
1-4-3. 自己診断コード表
自己診断コード
症状/状態
対応/方法


ブロック
機能
詳細
コード
C
0
4
0
0
標準以外のバッテリを使用している
インフォリチウムバッテリを使用する。
C
0
6
0
0
バッテリが高温になっている
バッテリを交換するか, バッテリを涼しいとこに置く。
C
1
3
0
1
フォーマットしていないメモリー
カードを入れた
メモリーカードが壊れている
メモリーカードをフォーマットする。
新しいメモリーカードに交換する。
C
1
3
0
2
アクセスエラー
電源を外し,再度入れ直してから操作する。
C
1
3
0
3
アクセスエラー (外部メディア)
電源を入れ直す。
C
1
3
0
4
ドライブの異常 (外部メディア)
電源を入れ直す。
C
3
2
6
0
フォーカスが合いにくい
(フォーカスの初期化ができない)
操作スイッチの電源を入れ直す。
復 帰 し な い 場 合, レ ン ズ ブ ロ ッ ク の フ ォ ー カ スMRセ ン サ
(VC-617基板CN1003 7ピン)を点検する。
異常なければフォーカスモータ駆動回路(VC-617基板IC1301)
を点検する。
E
2
0
0
0
フラッシュメモリが書き換えられて
いる
フラッシュメモリのデータを元の値に戻す。(注意1)
E
3
1
0
0
ドライブの異常
電源を入れ直す。
注意1:  Adjust StationからAdjust Manualを起動させて「DESTINATION DATA WRITE」を参照してください。
注意2:  *マークのコードは本機には実装されていない機能です。
– JAPANESE –
*
*
自己診断コード
症状/状態
対応/方法


ブロック
機能
詳細
コード
E
6
1
0
0
フ ォ ー カ ス が 合 い に く い
(フォーカスの初期化ができな
い)
フォーカス操作をしたときにフォーカス動作をすれば,レンズブロッ
クのフォーカスリセットセンサ(VC-617基板CN1003 ⑦ピン)を点検
する。
フォーカス動作をしなければフォーカスモータ駆動回路(VC-617基
板IC5501)を点検する。
E
6
1
1
0
ズーム動作の異常(ズームレン
ズの初期化ができない)
ズームレバーを操作したときにズーム動作をすれば,レンズブロッ
クのズームリセット信号(VC-617基板CN1003 9ピン)を点検する。
ズ ー ム 動 作 を し な け れ ば ズ ー ム モ ー タ 駆 動 回 路(VC-617基 板
IC1301)を点検する。
E
6
1
1
1
フォーカス,ズーム異常
自己診断コードC:32:60とE:61:10の両方を点検する。
E
6
1
3
0
ステッパIRISイニシャル時リセット
位置検出異常 
電源を入れ直す。
E
6
2
0
0
手振れ補正が効きにくい(PITCH角速
度センサ出力張り付き)
PITCH角速度センサ(MM-098基板SE7501)周辺回路を点検する。
E
6
2
0
1
手振れ補正が効きにくい(YAW角速
度センサ出力張り付き)
YAW角速度センサ(MM-098基板SE7501)周辺回路を点検する。
E
6
2
0
2
手振れ補正用ICの異常
「1-5-1. E:62:02(手振れ補正用ICの異常)が出た場合」を参照。
E
6
2
0
3
手 振 れ 補 正 用ICと マ イ ク ロ コ ン ト
ローラーとの通信異常
手振れ補正回路(VC-617基板IC5501)を点検。
E
6
2
0
4
Active手振れ補正時の画ゆれが補正
できない
(角速度センサ出力張り付き)
画ゆれ検出角速度センサ(MM-098基板SE7501) 周辺回路を点検する。
E
6
2
1
0
シフトレンズ初期化異常
レンズブロックを交換する。(注意3)エラーが再度発生する場合は, VC-617基
板を交換する。
E
6
2
1
1
シフトレンズオーバーヒート
(PITCH)
「1-5-2. E:62:11(シフトレンズオーバーヒート(PITCH))が出た場合」を参照。
E
6
2
1
2
シフトレンズオーバーヒート
(YAW)
「1-5-3. E:62:12(シフトレンズオーバーヒート(YAW))が出た場合」を参照。
E
6
2
2
0
サーミスタの異常
「1-5-4. E:62:20(サーミスタの異常)が出た場合」を参照。
E
9
1
0
1
フラッシュの充電異常
フラッシュユニットの点検または交換をする。
E
9
2
0
2
LEDビデオライトの異常
電源を入れ直す。
E
9
3
0
3
LEDビデオライトの温度検出異常
電源を入れ直す。
E
9
2
0
1
(バッテリーの) 電流値が最大放電電
流を超えた
バッテリ残量に依存する場合があるので,バッテリ残量を確認する。次にバッ
テリを交換して症状が出るか確認する。バッテリを交換しても症状が出る場合
は,エラー発生後に電源が切れてしまうため,分解して確認する。DCジャッ
ク(J901)をVC-617基板に接続した状態(最小限の接続) でDC / DCコンバータ
(VC-617基板IC4301) の各チャンネル出力を確認する。
E
9
4
0
0
フラッシュメモリの書込み/消去動作
不良
フラッシュメモリ(MM-098基板IC8101)を点検する。
E
9
4
0
1
フラッシュメモリ内部異常
フラッシュメモリ(MM-098基板IC8101)を点検する。
E
9
4
0
2
BGMデータ異常
フラッシュメモリ(MM-098基板IC8101)を点検する。
異常がない場合は, CPU(VC-617基板IC1301)を点検する。
E
9
5
0
0
GPSハード異常
電源を入れ直す。
E
9
6
0
0
地図領域マウント異常
電源を入れ直す。
E
9
7
0
0
プロジェクタハード異常
電源を入れ直す。
注意3:レンズブロックを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
調整後は手振れ補正ONの状態にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認する。
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