DEV-3, DEV-5 (serv.man2) - Sony Movie Service Manual (repair manual). Page 10

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DEV-3/5_L2
1-6
– JAPANESE –
自己診断コード
症状/状態
対応/方法
ブロック
機能
詳細
コード
E
6
1
1
0
ズーム動作の異常(ズームレン
ズの初期化ができない)
ズームレバーを操作したときにズーム動作をすれば,レンズデバイ
スのズームリセット信号(LD-286基板CN5001 wdピンまたはCN5005 
wd
ピン)を点検する。
ズーム動作をしなければズームモータ駆動回路(VC-642基板IC5601)
を点検する。
E
6
1
1
1
フォーカス,ズーム異常
自己診断コードC:32:60とE:61:10の両方を点検する。
E
6
1
3
0
ステッパIRISイニシャル時リセッ
ト位置検出異常
電源を入れた状態で、バッテリまたは電源ケーブルをはずして付け直す。
その際、レンズ内のアイリス羽根が動作していることを確認する。
アイリス羽根が動作してない場合は、レンズドライブブロックのアイ
リスモータドライブ(LD-286基板 CN5001 rf,t;ピンまたはCN5005 
rf
,t;ピン)を点検する。
アイリス羽根が動作する場合は、アイリス羽根が完全に閉じきること
を確認し、以下の内容を確認する。
・  アイリス羽根を正常に閉じることができない場合レンズデバイスを
交換する。
・  アイリス羽根は正常に閉じているが、E:61:30が出る場合レンズデ
バイスとの通信ができているかを確認する。
・  正常に画面が出ていない場合レンズデバイス(CM-114基板)とVC-
642基板のCN1011  または  CN1015がFP-1468またはFP-1469フレ
キシブル基板で接続されているかを確認する。
・  正常に画面が出ている場合レンズデバイスを交換する
E
6
2
0
0
手振れ補正が効きにくい(PITCH
角速度センサ出力張り付き)
PITCH角速度センサ(US-019基板SE7501)周辺回路を点検する。
E
6
2
0
1
手振れ補正が効きにくい(YAW角
速度センサ出力張り付き)
YAW角速度センサ(US-019基板SE7501)周辺回路を点検する。
E
6
2
0
2
手振れ補正用ICの異常
「1-5-1. E:62:02(手振れ補正用ICの異常)が出た場合」を参照。
E
6
2
0
3
手振れ補正用ICとマイクロコン
トローラーとの通信異常
手振れ補正回路(LD-286基板IC5501)を点検。
E
6
2
0
4
Active手振れ補正時の画ゆれが補
正できない
(角速度センサ出力張り付き)
画ゆれ検出角速度センサ(LD-286基板SE7701) 周辺回路を点検する。
E
6
2
1
0
シフトレンズ初期化異常
レンズデバイスを交換する。(注意3)エラーが再度発生する場合は, 
LD-286基板を交換する。
E
6
2
1
1
シフトレンズオーバーヒート
(PITCH)
「1-5-2. E:62:11(シフトレンズオーバーヒート(PITCH))が出た場合」
を参照。
E
6
2
1
2
シフトレンズオーバーヒート
(YAW)
「1-5-3. E:62:12(シフトレンズオーバーヒート(YAW))が出た場合」
を参照。
E
6
2
2
0
サーミスタの異常
「1-5-4. E:62:20(サーミスタの異常)が出た場合」を参照。
E
9
1
0
1
フラッシュの充電異常
電源を入れ直す。
E
9
1
0
2
フラッシュユニットの異常
電源を入れ直す。
E
9
1
0
3
フラッシュユニットの温度検出異常 電源を入れ直す。
E
9
2
0
1
(バッテリーの) 電流値が最大放電
電流を超えた
バッテリ残量に依存する場合があるので,バッテリ残量を確認する。次
にバッテリを交換して症状が出るか確認する。バッテリを交換しても症
状が出る場合は,エラー発生後に電源が切れてしまうため,分解して確
認する。DCジャック
(J901)
を接続した状態(最小限の接続) でDC / DC
コンバータ(VC-642基板 IC4301) の各チャンネル出力を確認する。
E
9
4
0
0
フラッシュメモリの書込み/消去
動作不良,バックアップ不良
CPU (VC-642基板IC1301,IC1601) のOneNANDを点検する。
E
9
4
0
1
フラッシュメモリ内部異常
電源を入れ直す。
E
9
4
0
2
BGMデータ異常
CPU(VC-642基板IC1301)を点検する。
E
9
5
0
0
GPSハード異常
DEV-5: GPSモジュールのフレキシブルケーブルが切れていないか,ま
た完全に挿入されているかを点検する。フレキシブルケーブルに問題
がない場合は,GPSモジュールの点検または交換をする。
E
9
6
0
0
地図領域マウント異常
DEV-5: VC-642基板を点検または交換する。
E
9
7
0
0
プロジェクタハード異常
電源を入れ直す。
注意3:  レンズデバイスを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
調整後は手振れ補正ONの状態にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認する。
*
*
*
*
*
1-7.  シフトレンズエラーの対処方法
LD-286 BOARD (SIDE A)
LD-286 BOARD (SIDE B)
C5527 
C5528
C5525
C5526
C5529
C5530
C5531
C5532
R5506
IC5501
C5527
C5528
C5525
C5526
C5529
C5530
C5531
C5532
R5506
IC5501
図1. LD-286基板測定箇所
約 330 msec
注:Lowの区間の長さは場合によって多少異なる
図2. LD-286基板R5506の出力電圧の変化
1-7-1. E:62:02(手振れ補正用ICの異常)が出た場合
順序
作業内容
1
電源を切る。
2
LD-286基板IC5501の周辺にあるR5506の出力電圧をオシロスコープで測定しながら電源を入れる。電源投入直後の出力
電圧が図2の様に変化することを確認する。
3
出力電圧が図2の様に変化するときはレンズデバイスを交換する(注意)。図2の様に変化しないときはカメラコントロール
回路(VC-642基板IC1301)周辺を点検する。
注意:  レンズデバイスを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
調整後は にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認する。
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