AMOUNT_LENS - Sony Digital Camera Service Manual (repair manual). Page 67

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LENS GENERAL ADJUSTMENT GUIDE
Ver. 1.2  2013.05
 3. 合焦性誤差量の確認
1) 被検レンズと AE マスターレンズそれぞれの撮影画像をパソコンの画像表示ソフトで開く。
(ピクセル等倍で表示する。
2) 被検レンズのピント位置(結像のピーク)が AE マスターレンズでのピント位置からどの程度ずれているかを確認する。
(Fig. 6-3-1, Fig. 6-3-2 を参照)
3) 手順 2)の誤差量を各機種サービスマニュアル記載の「合焦性誤差量の規格」と比較し,許容範囲内にあるかを確認する。
範囲外の場合は各機種の「合焦性誤差量の調整」を行う。
「合焦性誤差量の規格」を持たない旧機種の場合,各サービスマニュアル記載の「
∆SB 確認 / 書き込み」あるいは「像点移
動量(絞り(球面収差)
)の調整」を行うことによって誤差量を調整する。
<参考 1: AE マスターレンズによる撮影画像について> (Fig. 6-3-1)
・設営した環境における基準画像としてください。
・AFアシストチャート位置と等しい距離に結像のピークがあれば理想的ですが,
実際にはピークが前後にずれた画像となるこ
とが多くなります。
(環境,カメラ個体差,レンズ個体差などの諸条件が組み合わさるため)
・そのようにピークが前後にずれた画像であっても,その環境下での参照基準画像となります。
・カメラのシャープネス設定を+側にして撮影すると,結像エリアが際立ってピークを見分けやすくなります。
Fig. 6-3-1
ピクセル等倍に拡大
ある環境下における,
AEマスターレンズによる
撮影画像例
結像のピーク位置の見分け:
・最もシャープに写っているエリアの中央部
・色かぶりの少ないエリアの中央部
  - 前方でのDefocusエリアはマゼンタ色かぶり
  - 後方でのDefocusエリアはグリーン色かぶり
ピーク位置が偶然に
AFアシストチャート位置と等しい距離となった例
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