HDR-CX530E, HDR-CX535, HDR-CX610E, HDR-PJ530E, HDR-PJ540, HDR-PJ540E, HDR-PJ610E (serv.man2) - Sony Movie Service Manual (repair manual). Page 17

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HDR-CX530E/CX535/CX610E/PJ530E/PJ540/PJ540E/PJ610E_L2
– JAPANESE –
1-6-1. E:62:02(手振れ補正用ICの異常)が出た場合
順序
作業内容
1
電源を切る。
2
"VC-1025基板IC6800の周辺にあるR1401の出力電圧をオシロスコープで測定しながら電源を入れる。
電源投入直後の出力電圧が図2の様に変化することを確認する。"
3
"出力電圧が図2の様に変化するときはレンズブロックを交換する(注意)。
図2の様に変化しないときはカメラコントロール回路(VC-1025基板IC6000)周辺を点検する。"
注意:  レンズブロックを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
 
調整後は手ぶれ補正ONの状態にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認すること。
1-6-2. E:E:62:11(シフトレンズオーバーヒート(Pitch))が出た場合
順序
作業内容
1
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて,[SERVICE]タブにある[Measure to E:62:11/12] を実施する。
2
順序1を実行した後にシフトレンズが動いているか確認する。
もしシフトレンズが動かない場合はレンズブロックを交換する。(注意)
動く場合は順序3に進む。
3
VC-1025基板のIC6800周辺にあるC6816とC6817の出力電圧をオシロスコープで測定する。
順序1を実行したときに出力電圧が変化することを確認する。
4
出力電圧が変化しないときはレンズブロックを交換する (注意)。
変化する場合は順序5へ進む。
5
電源を切る。
6
VC-1025基板のIC6800周辺にある,R1401の出力電圧をオシロスコープで測定しながら電源を入れる。
電源投入直後の出力電圧が図2の様に変化することを確認する。
7
出力電圧が3Vに立ち上がったときはレンズブロックを交換する。(注意)
立ち上がらない場合はVC-1025基板のIC6000とIC6800の回路周辺を点検する。
注意:  レンズブロックを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
 
調整後は手ぶれ補正ONの状態にして,手持ち動作で手ぶれ補正が適正に効いていることを確認すること。
1-6-3. E:62:12(シフトレンズオーバーヒート(Yaw))が出た場合
順序
作業内容
1
Adjust StationからAdjust Manualを起動させて,[SERVICE]タブにある[Measure to E:62:11/12] を実施する。
2
順序1を実行した後にシフトレンズが動いているか確認する。
もしシフトレンズが動かない場合はレンズブロックを交換する。(注意)
動く場合は順序3に進む。
3
VC-1025基板のIC6800周辺にあるC6814とC6815の出力電圧をオシロスコープで測定する。
順序1を実行したときに出力電圧が変化することを確認する。
4
出力電圧が変化しないときはレンズブロックを交換する。(注意)
変化するときは手順5へ進む。
5
電源を切る。
6
VC-1025基板のIC6800周辺にある,R1401の出力電圧をオシロスコープで測定しながら電源を入れる。
電源投入直後の出力電圧が図2の様に変化することを確認する。
7
出力電圧が3Vに立ち上がったときはレンズブロックを交換する。(注意)
立ち上がらない場合はVC-1025基板のIC6000とIC6800の回路周辺を点検する。
注意:  レンズブロックを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
 
調整後は手ぶれ補正ONの状態にして,手持ち動作で手ぶれ補正が適正に効いていることを確認すること。
1-6-4. E:62:20(サーミスタの異常)が出た場合
順序
作業内容
1
電源を入れる。
2
レンズブロックとVC-1025基板間のフレキシブルフラットケーブルとコネクタの接続を確認する。
3
接続に異常がなければレンズブロックを交換する(注意)。交換してもエラーが発生する場合はVC-1025基板を交換する。
注意:  レンズブロックを交換した場合は,Adjust StationからAdjust Manualを起動させて必要な調整項目を実施すること。
調整後は手振れ補正ONの状態にして,手持ち動作で手振れ補正が適切に動作していることを確認すること。
1-7.  プロジェクターユニット交換時の注意 (Projector Model)
プロジェクター投影機能のサービス,点検時には下記のフローを参照してください。
お客様よりプロジェクター投影機能に関する指摘を受けた場合は,下記のフローに沿って不具合箇所を確認してください。
その確認結果に従って,修理を行ってください。
 
 
注意 1: プロジェクターを使用した後は,
プロジェクターユニットが熱くなっています。
 
特に銅板の部分は高温になります。
 
部品を交換する時は,温度が下がってから作業を行ってください。
注意 2: プロジェクターのレンズ表面についた汚れは,
メガネ拭きやクリーニングクロス等の柔らかい布で軽く拭いてください。
 
汚れがひどいときは,
メガネ拭きやクリーニングクロス等の柔らかい布に水を少し含ませて,拭きとってください。
 
アルコールやベンジン,
シンナー,酸性洗浄液,
アルカリ性洗浄液,研磨剤入り洗浄剤,化学ぞうきん等は
 
レンズ表面を傷めますので,絶対に使用しないでください。
プロジェクターの不具合確認手順(明るさに関する指摘以外の場合)
プロジェクター不具合の
指摘品受付
修理完了
明るさに
関する指摘
明るさの測定
(  2)
Projector LED
検査 (  1)
Yes
No
OK
OK
NG
NG
Projector LED
検査 (  1)
OK
NG
A
B
  1  Adjust manualのADJUSTタブを参照
  2  Adjust manualのSERVICEタブを参照
Projector Data Input
Fixed valueの入力
ユニット上の貼付シールに記載されている番号を入力
シリアルNoの入力
LD40
Syywwnnnn
  赤字部分の入力
プロジェクターユニット(LED発光部)を交換する (*1)
PJ基板を交換する (*1)
プロジェクターユニット(LED発光部)とPJ基板の
両方を交換する (*1)


(1-14ページ参照)
(1-14ページ参照)
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