SAL50F14Z - Sony Digital Camera Service Manual (repair manual). Page 50

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4-11
SAL50F14Z (Planar 1,4/50 ZA) (Planar T*50mm F1.4 ZA SSM)
<参考
2
:合焦性誤差量の確認例>
 (Fig. 4-6-5)
被検レンズのピント位置(結像のピーク)が
AE
マスターレンズでのピント位置からどの程度ずれているかを確認する。
被検レンズ(50 mm F1.4)での撮影画像例
AEマスターレンズでの撮影画像例
ピークエリア
(後方の目盛7∼8 cmの
辺りにある)
ピークエリア
(前方の目盛6∼7 cmの
辺りにある)
誤差量 = 約14 cm
 Fig. 
4-6-5
判断例:
AE
マスターレンズに対し,被検レンズの合焦性には後方へのピントずれ傾向があり,その程度は約
14 cm
の誤差量である。
この誤差量を参考値と比較し,許容範囲内にあることを確認する。
範囲外の場合は「
4-10-4. 
合焦性誤差量調整(⊿
SB
書き込み)」を行う。
4-7. 
フォーカスブラシ位置の確認/調整
使用機器
• 
ボンド(
B-10
1. 
準備
1) 
被検レンズを分解,または組み立てて
Fig. 4-7-1
の状態にする。
 
フォーカスブラシ
 Fig. 
4-7-1
2) 
フォーカスを∞(無限)端に設定する。
2. 
調整方法
1) 
フォーカスブラシを固定しているねじ
1
本を緩める。
2) Fig. 
4-7-2
で示すようにフォーカスブラシの位置を調整し,ねじで固定する。
注意
:
 
ブラシフレキシブル基板のパターン切り欠き
A
とフォーカスブラシの接点
B
を合わせるように調整してください。
3) Fig. 
4-7-2
で示すように,上から
3
番目のパターンと
4
番目のパターンの導通をテスターで確認する。
 
導通なし:
OK
A
のパターンの切り欠き上にブラシの接点
B
がある)
 
導通あり:
NG
A
のパターンの切り欠き上にブラシの接点
B
がない)
 
フォーカスブラシ
導通を確認
A
B
ボンド(B10)を塗布
 Fig. 
4-7-2
4) MF
リングを∞(無限)端から近端,近端から∞(無限)端に再度回転し,フォーカスブラシ位置を確認する。
5) 
調整終了後,ねじの頭部にボンド(
B-10
)に塗布する。
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