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SAL30M28 (DT 2.8/30 MACRO SAM) (DT 30mm F2.8 Macro SAM)
4-7
4)
被検レンズの焦点距離および投影距離を変更し（ズームの場合），各焦点／投影距離で
S
像および
M
像の投影解像力本数が
Table 4-4-1
の規格値を満足していることを確認する。
規格値
:30
焦点距離
f (mm)
投影距離
(m)
投影解像力本数
(
本
/mm)
中心
(y' = 0)
周辺
(y' = 9)
周辺
(y' = 12)
S
M
S
M
30
1.80
125
本以上
50
本以上
40
本以上
40
本以上
32
本以上
Table
4-4-1
2.
投影解像力を確認して，規格を満足していない場合は，｢
4-4-2.
投影解像力の調整｣を行う。
4-4-2. 投影解像力の(片ボケ)調整
調整方法
周辺の投影解像力が規格を満足していない場合，
周辺の投影解像力が規格を満足していない場合，
G06
枠組立と中間鏡頭組立の間に調整ワッシャを挿入して調整する。
注意
:
前ピンの方向に調整ワッシャを挿入してください。
調整ワッシャ
t (mm)
3-276-776-41
0.1
3-276-776-81
0.2
Table
4-4-2
G06枠組立
中間鏡筒組立
調整ワッシャ
Fig.4-4-5
4-1-2.
調整手順
4-5.
フランジバック
(f F)
の確認／調整
使用機器
1000 mm
コリメータ
フランジバック測定器
A
マウントアタッチメント
フランジバックゲージ
(43.50 mm)
4-5-1. フランジバック(f F)の確認
1.
準備
1)
｢
4-3.
光軸の確認
/
調整」の「
1.
準備｣
を実行する。
2)
被検レンズのスイッチパネルブロックのスイッチノブを
MF
に切り替える。
2.
確認方法
1)
フォーカスをオーバー無限端にして，規格値を満足していることを確認する。
規格値
(
オーバー無限端
)
焦点距離
f (mm)
フランジバック値
f F (mm)
30
45.00
±
0.05(44.95
∼
45.05)
Table
4-5-1
2)
被検レンズのフランジバック値
(f F)
が
Table 4-5-1
の規格値を満足していない場合は，｢
4-5-2.
フランジバック
(f F)
の調整｣を行
う。
4-1-2.
調整手順
4-5-2. フランジバック(f F)の調整
1.
準備
1)
｢
4-5-1.
フランジバック
(f F)
の確認｣
を行い，フランジバック
(f F)
が
Table 4-5-1
の規格を満足していないことを確認する。
2)
遮光筒を取り外す
2.
調整方法
1)
フランジバック測定器のノブを回転させて
45.00 mm
にセットする。
2)
フォーカスをオーバー無限端にセットする。
3)
ヘリコイドオスを固定しているねじ
3
本を緩める。
4)
被検レンズのヘリコイドオスを繰り上げ
(
時計方向
)
，繰り下げ
(
反時計方向
)
てピントを合わせる。
5)
手順
3)
で緩めたねじ
3
本を締め付け固定する。
フォーカスリング
ヘリコイドを繰り上げ
ヘリコイドを繰り下げ
ねじ
遮光筒
スイッチパネルブロック
Fig.4-5-1
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