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4-11
SAL70400G2 (4-5.6/70-400 G SSM Ⅱ) (70-400mm F4-5.6 G SSM Ⅱ)
3.
合焦性誤差量の確認
1)
被検レンズと
AE
マスターレンズそれぞれの撮影画像をパソコンの画像表示ソフトで開く。
(ピクセル等倍で表示する。)
2)
被検レンズのピント位置(結像のピーク)が
AE
マスターレンズでのピント位置からどの程度ずれているかを確認する。
(
Fig. 4-6-4, Fig. 4-6-5
を参照)
3)
手順
2
)の誤差量を
Table 4-6-3
の参考値と比較し,許容範囲内にあるかを確認する。
範囲外の場合は,
「
4-11-3.
⊿
SB
確認/書き換え」を行う。
参考値:
焦点距離
/
70 mm
撮影距離
(mm)
1.4 m (20
倍
)
0
±
26
2.8 m (40
倍
)
0
±
106
4.2 m (60
倍
)
0
±
238
焦点距離
/
100 – (135 mm)
撮影距離
(mm)
2.7 m (20
倍
)
0
±
30
5.4 m (40
倍
)
0
±
119
8.1 m (60
倍
)
0
±
267
焦点距離
/
200 mm
撮影距離
(mm)
4.0 m (20
倍
)
0
±
33
8.0 m (40
倍
)
0
±
132
12.0 m (60
倍
)
0
±
297
焦点距離
/
300 – (400 mm)
撮影距離
(mm)
8.0 m (20
倍
)
0
±
37
16.0 m (40
倍
)
0
±
148
24.0 m (60
倍
)
0
±
333
Table
4-6-3
<参考
1: AE
マスターレンズによる撮影画像について>
(Fig. 4-6-4)
•
設営した環境における基準画像としてください。
• AF
アシストチャート位置と等しい距離に結像のピークがあれば理想的ですが,実際にはピークが前後にずれた画像となることが多くなりま
す。
(環境,カメラ個体差,レンズ個体差などの諸条件が組み合わさるため)
•
そのようにピークが前後にずれた画像であっても,その環境下での参照基準画像となります。
•
カメラのシャープネス設定を+側にして撮影すると,結像エリアが際立ってピークを見分けやすくなります。
ピクセル等倍に拡大
ある環境下における,
AEマスターレンズによる
撮影画像例
AEマスターレンズによる
撮影画像例
結像のピーク位置の見分け:
・最もシャープに写っているエリアの中央部
・色かぶりの少ないエリアの中央部
- 前方でのDefocusエリアはマゼンタ色かぶり
- 後方でのDefocusエリアはグリーン色かぶり
・最もシャープに写っているエリアの中央部
・色かぶりの少ないエリアの中央部
- 前方でのDefocusエリアはマゼンタ色かぶり
- 後方でのDefocusエリアはグリーン色かぶり
ピーク位置が偶然に
AFアシストチャート位置と等しい距離となった例
AFアシストチャート位置と等しい距離となった例
Fig.
4-6-4
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