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4-9
SAL70400G2 (4-5.6/70-400 G SSM Ⅱ) (70-400mm F4-5.6 G SSM Ⅱ)
3.
調整方法
2 (WIDE
端
)
注意
:
・
調整方法
1 (TELE
端
)
が完了した後に行ってください。
・
調整方法
2 (WIDE
端
)
を調整した場合，必ず調整方法
1 (TELE
端
)
を行ってください。
1)
ズームを
WIDE
端
(70 mm)
に，フォーカスをオーバー無限端にセットする。
2)
フランジバック測定器のノブを回転させピントを合わせ，フランジバック値を読み取る。
（読み値
:b
）
3)
手順
2)
の結果に応じて，以下の計算式によりバック調整ワッシャの増減量を求める。
(
バック調整ワッシャの増減量
:Y)
Y (
バック調整ワッシャの増減量
) = b (
焦点距離
70 mm
，オーバー無限端での
f'F (
読み値
)) - 44.68
• Y (
バック調整ワッシャの増減量
)
の値が負
(-)
の場合
:
バック調整ワッシャの厚みを減らす。
• Y (
バック調整ワッシャの増減量
)
の値が正
(+)
の場合
:
バック調整ワッシャの厚みを増やす。
規格値
(mm)
：
44.59
∼
44.77
4)
手順
3)
で求めた結果により，バック調整ワッシャを増減する。
バック調整ワッシャ
信号基板
後遮光筒
マウント組立
Fig. 4-5-2
バック調整ワッシャ
部品コード
厚さ
t (mm)
4-125-256-01
0.02
4-125-256-11
0.03
4-125-256-31
0.1
4-125-256-41
0.2
Table 4-5-4
5)
規格値を満足するまで
1)
∼
4)
を繰り返し
,
調整する。
4.
プリセットレバーの選択および取り付け
1)
プリセットレバーをバック調整ワッシャの組み付け量に応じて選択する。
プリセットレバー
部品コード
調整ワッシャ量
(mm)
4-124-865-11
0
∼
0.3
未満
4-124-865-21
0.3
∼
0.6
未満
4-124-865-31
0.6
∼
0.9
未満
4-124-865-41
0.9
∼
Table 4-5-5
2)
プリセットレバーを取り付け，ねじ
2
本で固定する。
3)
絞り径の確認／調整を行う。
(4-2
項参照
)
4)
プリセットレバーの指示部にボンド
(B-10)
を塗布する。
ねじ(2本)
プリセットレバー
ボンド(B-10)
を塗布
を塗布
Fig.
4-5-3
5)
再度，調整方法
1(TELE
端
)
を行う。
6)
各焦点距離でのフランジバック値を測定し，
Table 4-5-1
の規格を満足していることを確認する。
4-6.
合焦性誤差量確認
被検レンズと
AE
マスターレンズを下記の条件（注意
1
）で撮影し，それら画像を比較して誤差量（注意
2
）を確認する。
注意
1:
・撮影倍率（
60
倍，
40
倍，
20
倍）
・結像深度域確認チャート（傾斜チャート
2
種）
・
Defocus
量の範囲
0
±
10
μ
m
注意
2:
撮影倍率が高いほど誤差量が大きくなるため，結果判定しやすくなります。
測定値が範囲外の場合は「
4-11-3.
⊿
SB
確認／書き換え」を行ってください。
使用機器
•
結像深度域確認チャート（
40
倍
/60
倍用）
「
Chart_for_checking_image_formation_40x_60x_(J).zip
」は各
HQ
から入手してください。
•
結像深度域確認チャート（
20
倍用）
「
Chart_for_checking_image_formation_20x_(J).zip
」は各
HQ
から入手してください。
•
ソフトウェア
以下のいずれかを各
以下のいずれかを各
HQ
から入手してください。
ソフトウェア
対象カメラ
DSLR-A700 Defocus checker
DSLR-A700
Defocus Checker 2
SLT-A37/A57/A58/A65/A77/A99
Table 4-6-1
•
カメラ（
DSLR-A700, SLT-A37/A57/A58/A65/A77/A99
のいずれか）
• HASP
キー
•
パーソナルコンピュータ（
Seus-EX
を使用可能なもの）
• AE
マスターレンズ
J-6082-597-A: 50 mm/F1.7
•
照明
J-6082-642-A:
蛍光灯（指定演色）
J-6082-643-A:
蛍光灯器具（高周波点灯型）
•
メモリーカード
•
三脚
1.
準備
1)
カメラにメモリーカードを挿入する。
2)
カメラおよび結像深度域確認チャートを
Table 4-6-2
，
Fig. 4-6-1
，
Fig. 4-6-2
にしたがって設置する。
注意
1:
撮影距離は撮影倍率と焦点距離によって以下のように求められます。
[
撮影距離
] = [
撮影倍率
]
×
[
焦点距離
]
注意
2:
Table
4-6-2
のガイドライン表に従って，各組合せを選択してください。
注意
3:
60
倍チャートを使用した場合の撮影距離を屋内で確保できない場合は，
40
倍や
20
倍チャートでの組合せを暫定使用してください。
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