Read Sony SAL70200G2 Service Manual online
5-5
SAL70200G2 (2.8/70-200 G SSM Ⅱ) (70-200mm F2.8 G SSM II)
2.
調整方法
1)
絞り押さえ環止めねじ(
9
本)を緩める。
2)
絞りを開放状態にして絞り押さえ環を回転させ,絞り羽根が絞り押さえ環の内径にちょうど隠れるように調整する。
3)
絞り押さえ環止めねじ(
9
本)を締め付け,
A
部(ねじ頭部,
3
箇所,
2
本間隔)にボンド(
B-10
)を塗布する。
4) B
部(ねじ先端突き出し部,
9
箇所)にボンド(
B-10
)を塗布する。
ボンド(B-10)塗布
B
部(ねじ先端突き出し部)(9箇所)
ボンド(B-10)塗布
A
部(ねじ頭部)(3箇所)(2本間隔)
絞り羽根(9枚)
絞り押さえ環
Fig.
5-2-9
5)
レンズを完成状態に組み立て,「
5-2-1.
絞り径の確認」を行う。
注意
:
絞り誤差が規格値を満足するまで「
5-2-2.
絞り径の調整」と「
5-2-1.
絞り径の確認」を行う。
5-3.
光軸の確認/調整
フランジバック
(f F)
測定器の設定
使用機器
•
1000 mm
コリメータ
•
フランジバック測定器
• A
マウントアタッチメント
•
フランジバックゲージ(
43.50 mm
)
•
ボンド
(B-10)
1.
準備
1)
測定器を
Fig. 5-3-1
のように設定する。
フランジバックゲージ(43.50 mm)
Aマウントアタッチメント
対物レンズ(10x)
ダイヤルゲージ
(最小目盛り: 0.01 mm)
目盛りリング
接眼レンズ(7x)
視度調節リング
Fig.
5-3-1
2)
フランジバック測定器の視度調節リングを回し,接眼レンズ内の十字線または目盛りがはっきりと見えるように調節する。
3)
フランジバックゲージ
(43.50 mm)
を
A
マウントアタッチメントに密着させ,保持する。
4)
フランジバック測定器のノブを回転させて,フランジバックゲージ
(43.50 mm)
の細かい線にピントを合わせる。
注意
:
必ず
Fig. 5-3-2
の矢印方向にピント合わせを行ってください。
ノブ
中心付近の細かい線にピントを合わせる
ピント合わせ方向
Fig.
5-3-2
5)
ダイヤルゲージの目盛りリングを回して,ダイヤルゲージの指針を
0
に合わせる。
注意
:
この位置がフランジバック値
(f F) = 43.50 mm
となります。
短針の位置を記憶しておいてください。
Click on the first or last page to see other SAL70200G2 service manuals if exist.