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4-7
SAL24F20Z (Distagon 2/24 ZA T * SSM) (Distagon T * 24mm F2 ZA SSM)
2)
フランジバック測定器の視度調節リングを回し,接眼レンズ内の十字線または目盛りがはっきりと見えるように調節する。
3)
フランジバックゲージ
(43.50 mm)
を
A
マウントアタッチメントに密着させ,保持する。
4)
フランジバック測定器のノブを回転させて,フランジバックゲージ
(43.50 mm)
の細かい線にピントを合わせる。
注意
:
必ず
Fig. 4-4-2
の矢印方向にピント合わせを行ってください。
ノブ
中心付近の細かい線にピントを合わせる
ピント合わせ方向
Fig.
4-4-2
5)
ダイヤルゲージの目盛りリングを回して,ダイヤルゲージの指針を
0
に合わせる。
注意
:
この位置がフランジバック値
(f F) = 43.50 mm
となります。
短針の位置を記憶しておいてください。
2.
確認方法
1)
フォーカスをオーバー無限端にして,規格値を満足していることを確認する。
規格値(オーバー無限端)
焦点距離
f (mm)
フランジバック値
f'F (mm)
24
44.87 - 44.95
Table
4-4-1
2)
被検レンズのフランジバック値
(f'F)
が
Table 4-4-1
の規格値を満足していない場合は,「
4-4-2.
フランジバック
(f'F)
の調整」を行う。
4-4-2. フランジバック(f F)の調整
1.
準備
1)
「
4-4-1.
フランジバック
(f'F)
の確認」
を行い
,
フランジバック
(f'F)
が
Table 4-4-1
の規格を満足していないことを確認する。
2.
調整方法
1)
フォーカスをオーバー無限端にセットする。
2)
フランジバック測定器のノブを回転させてピントを合わせ、このときのフランジバック値を確認する。
3)
手順
2)
の確認結果から、以下の計算式により、バック調整ワッシャの増減量を求める。
バック調整ワッシャの増減量
=
オーバー無限端での
f'F (
測定値
) - 44.93 mm
バック調整ワッシャの増減量が負
(-)
の値の場合:バック調整ワッシャの厚みを減らす。
バック調整ワッシャの増減量が正
(+)
の値の場合:バック調整ワッシャの厚みを増やす。
バック調整ワッシャ
マウント部組ブロック
後遮光筒
8P信号ボックス
Fig.
4-4-3
バック調整ワッシャ
部品コード
厚み
t
(
mm
)
4-195-105-01
0.05
4-195-105-11
0.07
4-195-105-21
0.1
4-195-105-31
0.2
4-195-105-41
0.5
4-195-105-51
0.03
4-195-105-61
0.04
Table
4-4-2
4)
規格値を満足するまで手順
1)
∼
3)
を繰り返す。
4-1-2.
調整手順
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