FDR-X1000V - Sony Movie Service Manual (repair manual). Page 3

Read Sony FDR-X1000V Service Manual online

– 2 –
FDR-X1000V
注意
電池の交換は,正しく行わないと破裂する恐れがあります。
電池を交換する場合には必ず同じ型名の電池又は同等品と
交換してください。
使用済み電池は,取扱指示に従って処分してください。
1.  注意事項をお守りください。
 
サービスのとき特に注意を要する個所については,キャ
ビネット,シャーシ,部品などにラベルや捺印で注意事
項を表示しています。これらの注意書き及び取扱説明書
等の注意事項を必ずお守り下さい。
2.  指定部品のご使用を
 
セットの部品は難燃性や耐電圧など安全上の特性を持っ
たものとなっています。従って交換部品は,使用されて
いたものと同じ特性の部品を使用して下さい。特に回路
図,部品表に0印で指定されている安全上重要な部品は
必ず指定のものをご使用下さい。
3.  部品の取付けや配線の引きまわしはもとどおりに
 
安全上,チューブやテープなどの絶縁材料を使用したり,
プリント基板から浮かして取付けた部品があります。ま
た内部配線は引きまわしやクランパによって発熱部品や
高圧部品に接近しないよう配慮されていますので,これ
らは必ずもとどおりにして下さい。
4.  サービス後は安全点検を
 
サービスのために取外したネジ,部品,配線がもとどお
りになっているか,またサービスした個所の周辺を劣化
させてしまったところがないかなどを点検し,安全性が
確保されていることを確認して下さい。
5.  チップ部品交換時の注意
・  取外した部品は再使用しないで下さい。
・  タンタルコンデンサのマイナス側は熱に弱いため交換
時は注意して下さい。
6.  フレキシブルプリント基板の取扱いについて
・  半田こてのこて先温度は約350℃に設定してくださ
い。
・  同一パターンに何度もコテ先を当てないで下さい。(3
回以内)
・  パターンに力が加わらないよう注意して下さい。
サービス,点検時には次のことにご注意ください。
無鉛半田について
本機には無鉛半田が使用されています。
無鉛半田を使用している基板には,無鉛(Lead  Free)を意味
するレッドフリーマークがプリントされています。
(注意: 基板サイズによっては,無鉛半田を使用していても
レッドフリーマークがプリントされていないものが
あります)
:レッドフリーマーク
無鉛半田は,下記の点に注意して使用してください。
・  半田こてのこて先温度は約350℃に設定してください。
  温度調節が無理な場合は,高温短時間で作業を行ってくだ
さい。
注意:  半田こてを長く当てすぎると,基板のパターン(銅
箔)がはがれてしまうことがありますので,注意して
ください。また,従来の半田よりも粘性が強いため,
IC端子などが半田ブリッジしないように注意してく
ださい。
・   半田こてのこて先は,必ず無鉛半田用と有鉛半田用に分け
て管理してください。
  無鉛半田と有鉛半田が混在すると剥離現象が発生してしま
います。
– JAPANESE –
Page of 25
Display

Click on the first or last page to see other FDR-X1000V service manuals if exist.