FDR-X1000V - Sony Movie Service Manual (repair manual). Page 17

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FDR-X1000V
3-5
3-1.  SY-1050基板交換時の注意
補修用基板には機種固有の情報が記録されていないため,下記のデータを記録する必要があります。
Note:  Adjust Manual内のDATAタブにある「ADJUSTMENT DATA BACKUP」の機能,
「LOAD AND WRITE」 は,セットのすべてのデータを上書きす
るので,下記の作業を行う前に実施してください。
仕向けデータ
補修用基板と交換する際,補修用基板に書かれている仕向けデータは元の設定と違っている場合があります。
USBシリアルセーブ
補修用基板と交換する際,交換前の基板よりUSBシリアルNo.を取得してください。
データの取得はAdjust StationからAdjust Manualを起動させて「USB SERIAL SAVE」を実行させてください。
USBシリアルNo.およびプロダクトIDについて
本機はセット固有のID(USBシリアルNo.)と機種固有のID(プロダクトID)を書き込んだ後に出荷されています。
新品の補修用基板にはこれらのIDが書き込まれていないため,基板交換後にIDを入力する必要があります。
補修用基板に交換した後はAdjust StationからAdjust Manualを起動し,「PRODUCT ID & USB SERIAL No. INPUT」を実行させて
IDを入力してください。
Note: 
 新しくプロダクトIDを入力すると,必ずしも基板交換前のIDと同じIDになるとは限りません。新しいIDと元のIDが違う場合にはお客
様がユーザー登録されているIDと相違が出てしまう可能性があります。
MACアドレスの更新
SY基板を交換した場合,CPUの固有番号  (MACアドレス)  を取り込み直す必要があります。補修用基板に交換後は下記の作業を
実施して,CPUの固有番号 (MACアドレス) を取り込み直してください。
1.  最新版のAdjust Manualをダウンロードする。
2.  ダウンロードしたAdjust Manualをインストールする。
3.  ADJUSTタブにある「Wireless LAN Setting (MAC Address)」を実施する。
Wi-Fi接続に必要なパスワード
SY基板にはWi-Fi接続に必要なパスワードが記録されています。また,補修用SY基板にはそのパスワードをお客様へ提示するた
めのシールが貼られております。SY基板を交換した場合は,このシールを返却するセットに添付してください。
Note 1:  新しいSSIDとパスワードはセットとPCをUSB接続することで確認できます。
 
 
[コンピュータ] → [PMHOME] → [INFO] → [WIFI_INF.TXT]
Note 2:    Adjust Manual 内のDATAタブにある「ADJUSTMENT DATA BACKUP」の機能,「LOAD AND WRITE」を使用して交換前の基板から補修
用基板にデータを引き継いだ場合は,下記の作業を実施してください。このとき補修用基板に付属していたシールは不要になります。
1.   セットをリセットする。
2.   WIFI_INF_CREATE.zipをダウンロードしてツールを使用し,セットのPMHOMEフォルダ内に,「WIFI_INF.txt」ファイルを生成す
る。
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