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4-6
SAL85F28 (2.8/85 SAM) (85mm F2.8 SAM)
4-4.
フランジバック
(f F)
の確認/調整
使用機器
1000 mm
コリメータ
フランジバック測定器
A
マウントアタッチメント
フランジバックゲージ
(43.50 mm)
4-4-1. フランジバック(f F)の確認
1.
準備
1)
測定器を
Fig. 4-4-1
のように設定する。
フランジバックゲージ(43.50 mm)
Aマウントアタッチメント
対物レンズ(10x)
ダイヤルゲージ
(最小目盛り: 0.01 mm)
目盛りリング
接眼レンズ(7x)
視度調節リング
Fig.
4-4-1
2)
フランジバック測定器の視度調節リングを回し,接眼レンズ内の十字線または目盛りがはっきりと見えるように調節する。
3)
フランジバックゲージ
(43.50 mm)
を
A
マウントアタッチメントに密着させ,保持する。
4)
フランジバック測定器のノブを回転させて,フランジバックゲージ
(43.50 mm)
の細かい線にピントを合わせる。
注意
:
必ず
Fig. 4-4-2
の矢印方向にピント合わせを行ってください。
ノブ
中心付近の細かい線にピントを合わせる
ピント合わせ方向
Fig.
4-4-2
5)
ダイヤルゲージの目盛りリングを回して,ダイヤルゲージの指針を
0
に合わせる。
注意
:
この位置がフランジバック値
(f F) = 43.50 mm
となります。
短針の位置を記憶しておいてください。
6)
被検レンズのスイッチパネルブロックのスイッチノブを
MF
に切り換える。
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2.
確認方法
1)
フォーカスをオーバー無限端にして,規格値を満足していることを確認する。
規格値
(
オーバー無限端
)
焦点距離
f (mm)
フランジバック値
f F (mm)
85
44.82 –0.1 (44.72
∼
44.87)
+0.05
Table
4-4-1
2)
被検レンズのフランジバック値
(f F)
が
Table 4-4-1
の規格値を満足していない場合は,「
4-4-2.
フランジバック
(f F)
の調整」を行う。
4-1-2.
調整手順
4-4-2. フランジバック(f F)の調整
1.
準備
1)
「
4-4-1.
フランジバック
(f F)
の確認」
を行い,フランジバック
(f F)
が
Table 4-4-1
の規格を満足していないことを確認する。
2)
遮光筒を取り外す。
2.
調整方法
1)
フランジバック測定器のノブを回転させて
44.82 mm
にセットする。
2)
フォーカスをオーバー無限端にセットする。
3)
ヘリコイドオスを固定しているねじ
3
本を緩める。
4)
被検レンズのヘリコイドオスを繰り上げ
(
時計方向
)
,繰り下げ
(
反時計方向
)
てピントを合わせる。
5)
手順
3)
で緩めたねじ
3
本を締め付け固定する。
フォーカスリング
ヘリコイドを繰り上げ
ヘリコイドを繰り下げ
ねじ
化粧環
スイッチパネルブロック
Fig.
4-4-3
6)
「
4-4-1.
フランジバック
(f F)
の確認」を行い,規格値を満足するまで
1)
∼
5)
を繰り返す。
4-1-2.
調整手順
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